カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

記事内容

カメラメーカーはいくつもあり、どれを選べば良いのか分からない人も多いと思います。

この記事では各カメラメーカーの特徴、それから発売しているカメラシリーズとカメラ機種、そのマウントについてまとめています。

ちょっと長いですが、読んでいただければ、カメラメーカーについて全体が分かるようになると思います。そうすれば自分の欲しいカメラも見えてくるはずです。

目次 ▽△

マウントとセンサーサイズについて

事前知識として「マウント」と「センサーサイズ」について簡単に解説します。

カメラにはレンズを取り付ける部分があり、ここをマウントと呼びます。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

基本的にマウントはメーカーごとに形が異なります(共通のもありますが)。また、同じメーカーでもカメラシリーズによって、マウントが異なることもあります。

そして、マウントが異なれば使用できるレンズも異なります。例えば、Fマウントのカメラには、Eマウントのレンズは付けられません。なので、マウント選びは非常に大切です。

 

それから、センサーにもサイズの違いがあります。ちなみに、センサーは光を受けるフィルム的な部分です。マウントの中にある部分ですね(上画像)。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

センサーサイズを比較するとこのような感じです。カメラによって採用するセンサーサイズが異なります。

ただ、基本的にはレンズ交換式カメラでは「フルサイズ」、「APS-C」、「フォーサーズ」が分かれば良いでしょう。ほとんどがこれらのセンサーサイズになっています。

ちなみに、センサーサイズによる写真の違いについては以下の記事を参考にしてください。

フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズとは?センサーサイズの違いによるメリット・デメリットを知り機材を買おう。

では、それぞれのメーカーの特徴を見てみましょう。

一眼レフカメラの老舗、ニコン

ニコンの特徴

ニコンは長い伝統を持つ一眼レフカメラの老舗であり、キヤノンに並ぶ2大メーカーとして一眼レフで大きなシェアを占めています。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

特徴としては堅実なモノづくりにあります。カメラもレンズも頑丈で完成度が高いです。また、ニコンは100年以上前に設立された「日本光学」にルーツを持っており、レンズのクオリティにも定評があります。ここがニコンの重要な強味だと思います。

そして、ニコンは見たままの忠実な自然色を再現するのが特徴と言われています。もちろん、後からでも色合いなどは編集可能ですが。

あと、ニコンのAF(オートフォーカス)は精度が高いとも言われています。信頼性が高いです。しかしながら、他メーカーのカメラについても、しっかり精度良くピントは合います。これは一昔前のカメラ業界ではそうだったという話なのかも。

 

と言うようなニコンですが、一眼レフカメラには「Dシリーズ」と言うシリーズがあり、フルサイズ機とAPS-C機の両方が展開されています(Fマウント)。ラインナップも堅実で突飛なカメラはなく、確実に必要なものを揃えているという印象です。

また、流行にいち早く乗るみたいなこともありません。何か新しいことは、他メーカーが一通り取り入れてから、ニコンがやっと遅れて取り入れるみたいな感じです。

また、ここ最近のミラーレス化の流れを受け、2018年に初のフルサイズミラーレス機となるZシリーズを展開しました(Zマウント)。

一眼レフ ミラーレス
フルサイズ Dシリーズ
(Fマウント)
Zシリーズ
(Zマウント)
APS-C Dシリーズ
(Fマウント)
Zシリーズ
(Zマウント)

一眼レフ:Dシリーズ

上記しましたが、ニコンの一眼レフカメラが「Dシリーズ」になり、Dシリーズのカメラは「Fマウント」を採用しています。

そして、Dシリーズにはフルサイズ機とAPS-C機のラインアップあります。

まず、フルサイズ機はこのような感じです。

  • D6
  • Df
  • D850
  • D810A
  • D780
  • D610
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

フラグシップがD6です。高速連写が特徴ですごく高価。

Dfはクラシックな異色デザイン、D850は約4500万画素の高画素機、D810Aは天体専用カメラ、D780はバランスの良いオールラウンダー、D610はフルサイズ機のエントリーモデルと言った感じです。

 

APS-C機はこれです。

  • D500
  • D7500
  • D5600
  • D3500

D500は高速連写が特徴的なAPS-C機のフラグシップ。D7500はD500には劣りますが、それでも連写が早く、ボディの作りもハイアマ向けにできています。ミドルクラス機といったところです。

D5600は軽くてコンパクト、連写もそこそこの使い勝手の良いカメラ。D3500はニコンの一眼フレでは最軽量です。その分、性能的に削られている部分もありますが、価格も安価で手にしやすいエントリー機です。

ミラーレス:Zシリーズ

Zシリーズのフルサイズはこのようになっています。

  • Z7
  • Z6
  • Z5

Z7は約4500万画素の高画素機です。極限まで繊細な描写を楽しみたいのならZ7です。D850のようなカメラ。

Z6はオールラウンダーなカメラです。そこそこの画素数で連写も速いです。こちらはD780のようなカメラ。そして、Z5は安価なエントリーモデルとなっています。

Zマウントのレンズはまだまだ少ないですが、非常に高性能なものに仕上がっています。

ZシリーズのAPS-C機はこれです。

  • Z50

Z50は非常にコンパクトなカメラになっているので携帯性も良いです。

カメラ界の巨人、キヤノン

キヤノンの特徴

キヤノンは一眼レフカメラのシェアNO.1です。定番・王道です。ユーザーが多いので色々と情報交換するのにも良いです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

まず、キヤノンの色は鮮やかで発色が良いと言われています。ウケの良い色ということですね。確かに、モニターに写し出される画像を見ると、ニコンなどに比べて鮮やかだなと思います。たとえ後から画像を編集するにせよ、撮影中に見る画像は鮮やな方がテンションが上がります。

それからキヤノンはAFに独自開発の技術を持っており、安定度が高く暗所でも強いのが特徴です。「世界最速AF、0.05秒を達成」と唱っているカメラもあります。確かにキヤノンのAFは早いと感じます。

 

そんなキヤノンの一眼レフカメラにはEOSシリーズと言うシリーズがあります(EFマウント)。そのラインナップが非常に充実しています。フルサイズ機、APS-C機を合わせ12機種ほどある。細かなニーズにしっかり対応していると言えます。

しかも、価格と性能のバランスが絶妙で、「あともう少予算を出せば、もう少し良いカメラが・・・」と言う悩みに陥るかも知れません。

また、キヤノンもミラーレス化の流れを受け、EOS-Rシリーズと言うフルサイズミラーレスのシリーズを展開し始めました(RFマウント)。ちなみに、APS-Cミラーレスもあり、これがEOS-Mシリーズです(EF-Mマウント)。

一眼レフ ミラーレス
フルサイズ EOSシリーズ
(EFマウント)
EOS-Rシリーズ
(RFマウント)
APS-C EOSシリーズ
(EFマウント)
EOS-Mシリーズ
(EF-Mマウント)

一眼レフ:EOSシリーズ

キヤノンの一眼レフカメラが「EOSシリーズ」になり、EOSシリーズは「EFマウント」を採用しています。

そして、EOSシリーズにはフルサイズ機とAPS-C機のラインアップあります。

まず、フルサイズ機はこのような感じです。

  • EOS-1D X Mark III
  • EOS 5Ds R
  • EOS 5Ds
  • EOS 5D Mark IV
  • EOS 6D Mark II
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

EOS-1D X Mark IIIはキヤノンのフルサイズ一眼レフでのフラグシップ機です。連写が早くAFも素早く、一瞬を逃さず撮影できます。

EOS 5Ds RやEOS 5Dsは約5000万画素の高画素機。繊細感が抜群です。EOS 5D Mark IVは画素数を抑えているハイアマチュア機、EOS 6D Mark IVは軽量化されているミドルクラス機です。

 

次に、APS-C機ですが、数が多い。

  • EOS 7D Mark II
  • EOS 90D
  • EOS Kiss X10i
  • EOS Kiss X9i
  • EOS Kiss X10
  • EOS 9000D
  • EOS Kiss X90

APS-C機で最上位なのがEOS 7D Mark IIです。連写が速くAF性能も抜き出ています。EOS 90Dはバランスの良い2番手。

その他は、ざっくりと分けると、「kiss」と付いているのはファミリー用のライトユーザー向けのカメラです。最後に「D」と付いているのは、どちらかと言うと男性向けで、趣味で積極的に撮影したい人向けですね。

ちなみに、キヤノンAPS-C機の一眼レフには、APS-C専用のEF-Sレンズというものが存在します。EFレンズはフルサイズとAPS-Cの両方に使えますが、EF-Sレンズはフルサイズには使えずAPS-Cのみ使用可能です。

ミラーレス:EOS-Rシリーズ

キヤノンのフルサイズミラーレスカメラが「EOS-Rシリーズ」になり、EOS-Rシリーズは「RFマウント」を採用しています。

一眼レフカメラの場合(EOSシリーズ)、フルサイズ機もAPS-C機も同じEFマウントでした。しかし、ミラーレスカメラの場合、フルサイズ機とAPS-C機では別マウントになります。互換性がありません。これは注意ですね。

そして、EOS-Rシリーズのランナップはこのような感じ。

  • EOS-R5
  • EOS-R6
  • EOS-R
  • EOS-Ra
  • EOS-RP

上位モデルには高画素のR5があり、スタンダードモデルにはR6があります。

EOS-Rは画素数がやや多いです。下位機のEOS-RPは画素数も連写も普通ですが軽量ボディです。そして、EOS-Raは天体撮影用のやや特殊なカメラになります。

おそらくこれからラインナップはぐっと増えてくるでしょうね。

ミラーレス:EOS-Mシリーズ

キヤノンのAPS-Cミラーレスカメラが「EOS-Mシリーズ」になり、EOS-Mシリーズは「EF-Mマウント」を採用しています。

ラインナップは次のような感じです。

  • EOS M5
  • EOS Kiss M
  • EOS M6 Mark II
  • EOS M6
  • EOS M200

EOS M5はEOS Kiss Mのベースとなったカメラ。EOS Kiss Mよりスペック的に劣りますが、操作性が良いです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

EOS Kiss Mは2018年に発売された機種。EOS M5より下位機となりますが性能は上です。EOS Kiss Mの方がAF性能も連写性能も優れ、4K動画にも対応しています。しかも、軽いです。ただ、一応「Kiss」なので、操作性などは初心者向けの設計になっているようです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

EOS M6 Mark IIは3250万画素で高速連写が可能という高スペックですが、EVF(電子ファインダー)を内蔵していません。なので、携帯性は良いですが、ファインダーを覗けないです。目が悪かったり、EVFを必要としない層のニーズに答えている形ですかね。さすがキヤノンです。

EOS M200はスペックは高くありませんが、軽量コンパクトな入門機です。こちらもEVFはありません。

フルサイズミラーレスの雄、ソニー

ソニー特徴

ソニーは他社に先駆けてフルサイズミラーレスカメラに注力していました。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

当初、ミラーレスカメラは一眼レフカメラに劣るものでしたが、ここ最近で性能が飛躍的にアップ。現在では形成が逆転しつつあります。このミラーレス化の流れは、ソニーが作り上げた部分が相当に大きいでしょう。革新のメーカーです。

ソニーの強みはその技術にあります。例えば、センサーというカメラで最も大切な部分は、ソニーが半分以上のシェアを占めています。しかも、かつてのカメラとは違い、ミラーレスカメラは電子機器。電気屋のソニーの得意分野というわけです。

なので、今最も勢いのあるカメラメーカーと言っても良いでしょう。フルサイズミラーレスではシェアNO.1。新しい技術を先駆けて発信する一歩先を行くメーカです。ソニーを買っておけばハズレはないと個人的には思います。

 

そんなソニーですが、一眼レフカメラもありそれがαシリーズ(Aマウント)です。一方で、主力のミラーレスがαシリーズ(Eマウント)です。

一眼レフ ミラーレス
フルサイズ αシリーズ
(Aマウント)
αシリーズ
(Eマウント)
APS-C αシリーズ
(Aマウント)
αシリーズ
(Eマウント)

一眼レフ:αシリーズ(Aマウント)

ソニーの一眼レフカメラが「αシリーズ(Aマウント)」になります。すでに書いていますが、このシリーズは「Aマウント」を採用しています。

そして、αシリーズ(Aマウント)にはフルサイズ機とAPS-C機でそれぞれ1台づつあります。

  • α99 II
  • α77 II

α99 IIはフルサイズ機です。一眼レフカメラでありながらボディ内手ブレ補正を搭載しているのがソニーらしいですね。しかも、約4200万画素でありがなら高速連写できます。AF性能も素晴らしいです。

α77 IはAPS-C機です。こちらもボディ内手ブレ補正を搭載し、連写が速いです。

ただし、ソニーはミラーレスに注力しているようなので、Aマウントはちょっと寂しい感じになっています。果たして続いていくのか!?

ミラーレス:αシリーズ(Eマウント)

ソニーのミラーレスカメラが「αシリーズ(Eマウント)」になります。すでに書いていますが、このシリーズは「Eマウント」を採用しています。

そして、αシリーズ(Eマウント)にはフルサイズとAPS-Cのラインアップあります。

まず、αシリーズ(Eマウント)のフルサイズのミラーレスカメラです。これは、さらに「α9シリーズ」と「α7シリーズ」で別れているようです。

  • α9 II
  • α9
  • α7R IV
  • α7RⅢ
  • α7RⅡ
  • α7Ⅲ
  • α7Ⅱ
  • α7sⅡ
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

α9 IIはソニーのフルサイズミレーレスの最上位にして、あらゆるメーカーのミラーレスカメラの中でも最上位と言えるでしょう。最高20コマ秒の高速連写やAF性能はずば抜けています。動き物の撮影なら最強です。

α7R IVは6100万画像、α7RⅢとα7RⅡは約4200万画素の高画素機となっています。R(Resolution)が付けば高画素機です。

α7Ⅲとα7Ⅱは2400万画素で普通。ただし、スペック的にバランスが良くオールラウンダーなカメラとなっています。コスパも良く、迷ったらこれを買えば間違いないです。α7Ⅱはα7Ⅲの旧モデルです。

α7sⅡは約1200万画素の低画素機。ただ、高感度耐性がものすごく高いです。なので、暗所にめっぽう強いカメラとなります。ちなみに、Sは「Sensitivity」を意味します。

 

次に、ソニーのAPS-Cのミラーレスカメラです。こちらは大きく「α6000シリーズ」と「α5000シリーズ」があります。

  • α6600
  • α6500
  • α6400
  • α6300
  • α6100
  • α6000
  • α5100
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

最上位はα6600です。特徴はα6500と同様にボディ内手ぶれ補正を搭載していること。手ぶれ補正は正義。

次に、α6400の中級機です。こちらは2019年に発売された機種。手ぶれ補正は搭載されませんでしたが、AF性能が向上しました。速度も上がり、動き物への追従性能も非常に優秀です。

α6300はα6400の旧モデルです。かつての中級機ということですが、2016年発売で型落ちしていることから安価です。なので、コスパ面では良いでしょう。

α6100は2019年発売で、約352gで軽量コンパクトなことが特徴です。α6000は2014年発売の旧モデル。α5100も2014年に発売されています。これはこの先どうなるのかちょっと分からない感じですね。

ライカと協業、パナソニック

パナソニック特徴

もともと家電メーカーだったパナソニックは、2001年に世界的カメラメーカーであるライカと協業に合意。デジカメ分野に本格参入しました。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

その後、オリンパスと共にフォーサーズというAPS-Cよりも一回り小さなセンサーの規格を立ち上げました。このフォーサーズのカメラがパナソニックの主力です。

フォーサーズのカメラは小さく軽量ですが、エントリーモデルから、ボディ内手ぶれ補正を搭載した本格的なモデルまで揃っています。しかも、ライカレンズも使える。

特徴としては、動画に非常に強く、4K動画にはいち早く対応していました。なので、ファミリー層、SNSユーザーなどに人気が高いです。また、動画のような高速連写の中から、後で好きな写真を選べる4Kフォトも話題ですね。

そして、家電メーカーだけあってカメラの操作性も画質の安定性も素晴らしいと言われています。家電やスマホで培ったノウハウが活きていると言えます。

さらに、2018年にライカ・シグマと共にフルサイズミラーレスカメラであるSシリーズを立ち上げました。

 

というようなパナソニックですが、カメラはLUMIXというブランド名で展開しており、その中にフォーサーズのミラーレスであるGシリーズ(マイクロフォーザーズマウント)、フルサイズミラーレスであるSシリーズがあります(Lマウント)。

一眼レフ ミラーレス
フルサイズ × Sシリーズ
(Lマウント)
フォーサーズ × Gシリーズ
(マイクロフォーサーズマウント)

ミラーレス:Sシリーズ

パナソニックのフルサイズミラーレスカメラが「Sシリーズ」になり、Sシリーズのカメラは「Lマウント」を採用しています。

ラインナップはこのような感じです。

  • DC-S1R
  • DC-S1
  • DC-S1H
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

DC-S1Rは有効約4730万画素の上位機です。価格も効果でプロ仕様。DC-S1は普通の画素数です。

両方とも6Kフォトや4Kフォトに対応しています。ただ、どちらかというとDC-S1の方が動画に強いようですね。

DC-S1Hはシネマクオリティの映像表現を可能にする動画撮影に特化したカメラになります。

ミラーレス:Gシリーズ

現在のパナソニックの主力であるフォーサーズのミラーレスカメラが「Gシリーズ」になり、Gシリーズのカメラは「マイクロフォーサーズマウント」を採用しています。

マイクロフォーサーズマウントは他メーカーであるオリンパスも採用しています。なので、普通、メーカーが違えばレンズなどは共有できませんが、パナソニックとオリンパスはレンズを共有できます。不思議というか、珍しい状況です。

ちなみに、Gシリーズとざっくり言いましたが、Gシリーズは正式には「GHシリーズ」、「Gシリーズ」、「GXシリーズ」「GFシリーズ」に分かれています。

シリーズが多いですが、ちょっとそれぞれ見て見ましょう。

  • DC-GH5
  • DC-GH5S
  • DC-G9
  • DC-G99
  • DMC-G8
  • DC-GX7MK3
  • DC-GF10
  • DC-GF9
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

まず、上2つのDC-GH5とDC-GH5Sが「GHシリーズ」です。フラグシップカメラとして動画性能も高く、ちょっとゴツイですが防塵防滴性能でプロ仕様です。ちなみに、DC-GH5Sは低画素機で感度耐性が高いモデルです。

次に、DC-G9、DC-G99、DMC-G8が「Gシリーズ」です。これはスタンダードモデルと思って良いでしょう。

そして、DC-GX7MK3が「GXシリーズ」です。こちらは、軽量コンパクトにこだわったモデルです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

DC-GF10、DC-GF9は「GFシリーズ」で、ファインダーをなくすことで更に軽量コンパクトにしたモデルとなります。デザインも女性を意識した感じですね。

色が評判で趣味性の高い、富士フィルム

富士フィルム特徴

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

富士フイルムはもともとフィルムメーカでしたが、いち早くデジタルカメラへ取り組んでおり、今ではAPS-Cのミラーレスと高級コンデジでXシリーズを展開しています(Xマウント)。

主力はAPS-Cのミラーレス。特徴としてはフィルムカメラを彷彿とさせるクラシカルなデザインです。使い心地もフィルムカメラを思わせます。

また、元フィルムメーカーだけあり、カメラは色彩表現に強いと言われています。血色の良い肌色や、鮮やかな青や緑は富士フィルムにしか出せないと言われ評価が高いです。

デザインから画作りまで総じて趣味性が高いカメラと言えます。

一眼レフ ミラーレス
APS-C × Xシリーズ
(Xマウント)

ミラーレス:Xシリーズ

すでに書きましたが、富士フィルムはAPS-CのミラーレスでXシリーズを展開しています。

ちなみに、ニコン、キヤノン、ソニーなどは機種ごとに性能がわかりやすく別れていましたが、フジのXシリーズの場合は性能での切り分けが不明瞭です。なので、性能で選ばずに自分のフィーリングで選ぶのがフジのカメラなのだと思います。

ラインアップはこれです。

  • X-H1
  • X-Pro3
  • X-Pro2
  • X-T4
  • X-T3
  • X-T2
  • X-T30
  • X-T20
  • X-T200
  • X-T100
  • X-E3
  • X-A7
  • X-A5
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-H1はフラグシップモデルです。特徴はマグネシウム合金が多く使われた剛性感が強いボディ。大型グリップが付いていたりと操作性も高いです。そして、手ぶれ補正搭載。ただ、その分ちょっと重い。動画にも力が入れられています。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-Pro3はデザインが特徴的で魅力。しかも、OVFとEVFを切り替えられるファインダーが付いており、またチタンフレームという珍しいカメラ。もちろん、デザインだけでなく撮れる写真もフジらしい素晴らしい画です。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-T4は2020年発売の機種で、今の所スペック的には最上と言えるでしょう。画素数も約2610万画素と他よりもやや多く、連写も最速30コマ/秒と速い、AF性能も高いです。動画も強い感じ。そして、何よりも手ぶれ補正を搭載しています。見た目はクラシックだけど中身はハイスペックですね。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-T3は2018年発売の機種で、現在は旧モデルとなりましたが、十分に高スペックです。画素数はT-4と変わらず約2610万画素です。ただ、T-4とは違い手ぶれ補正は搭載していません。ちなみに、X-T2の後続モデルです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

これまでのX-H1、X-Pro2、X-T3あたりまでは上位機でしたが、X-T30は中位機という扱いになります。ただし、性能的には約2600万画素、連写最速30コマ/秒でX-T3にも迫ります。ただ、ボディは防塵防滴ではないので、この点が中位機ということになるのだと思います(上位3機は防塵防滴)。また、上位機とは操作性も違うようですね。X-T20は旧モデル。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-T200は2020年に発売されたエントリー機です。エントリー機の中でも上位に位置する感じです。小型で比較的安価。T100はこれの旧モデルです。

X-E3はフジのカメラでは最軽量。ただし、画はフジで非常に良いです。日常生活や旅行などのスナップで活躍するのではないでしょうか。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

X-A7、X-A5も小型ですがデザイン的に女性をターゲットとしているようです。モニターを180度スライドでき美肌モードみたいなものもあります。あとわワイヤレス通信ができスマホなどにもすぐに写真を転送できます。サクッとSNSにアップできて便利ですね。

女子カメラを形成したがそれだけじゃない、オリンパス

オリンパスの特徴

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

オリンパスはパナソニックと共に立ち上げたフォーサーズ規格で、宮崎あおいをCMに起用したPENシリーズがヒット。いわゆる女子カメラというものを最初に形成したと言えます。PENシリーズはおしゃれで使い勝手も良いです。

また、オリンパスは同じフォーサーズ規格にて、OM-Dシリーズというシリーズも展開。こちらはハイアマからプロまで対応しています。

オリンパスと言えば、強力な手ぶれ補正が魅力です。オリンパスのボディ内手ぶれ補正の効果は随一。また、一部の機種で可能なボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正を組み合わせた5軸シンクロ手ぶれ補正は史上最強です。

またOM-Dシリーズでは防塵防滴構も強力。カメラをビッシャビシャに濡らしているユーザーも散見されます。これでも壊れない。

一眼レフ ミラーレス
フォーサーズ × OM-Dシリーズ・PENシリーズ
(マイクロフォーサーズマウント)

ミラーレス:OM-Dシリーズ

オリンパスが展開するOM-Dシリーズ。アウトドアでもハードに使えたりする本格仕様のフォーサーズのミラーレスカメラです。

パナソニックと同じマイクロフォーサーズマウントを採用しています。ラインナップはこのような感じです。

  • E-M1X
  • E-M1 Mark III
  • E-M5 Mark III
  • E-M10 Mark III
  • E-M10 Mark II
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

E-M1Xはオリンパス最上位のプロフェッショナルモデルです。カメラは小さいと操作性が落ちますが、E-M1Xは横位置・縦位置撮影で同じホールディング性を実現しています。また、1機能1ボタンにこだわったボタンレイアウトを採用し操作性も抜群。AF性能も磨かれ、約7.5段分の手ぶれ補正能力も備えています。また、防塵防滴と表示されず「WEATHER PROOF」と表記され、下位機よりも強力なようです。ただ、マイクロフォーサーズとは思えないほど重い。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

E-M1 Mark IIIは2020年発売のE-M1Xに次ぐモデル。重さは504gでE-M1Xよりだいぶ軽いです。AF性能についてはE-M1Xの方が優れているのもの、連写など性能的には似た感じです。過酷な環境でも使え、手ぶれ補正も強力です。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

E-M5 Mark IIIは小型軽量ボディーに高性能を凝縮したモデル。上位モデルではありませんがバランスの良いカメラです。

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

E-M10 Mark IIIはエントリークラスに位置づけられるモデルです。外装は樹脂製で、防塵・防滴や耐低温性はありません。その分、軽量になっています。E-M10 Mark IIは旧モデル。

ミラーレス:PENシリーズ

次に、PENシリーズです。PENシリーズもマイクロフォーサーズマウントを採用しています。

女子カメラの先駆けとなったカメラですね。

  • PEN-F
  • E-PL10
  • E-PL9
  • E-PL8
カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

PEN-Fはフィルムカメラっぽい感じで、他のPENシリーズのような可愛らしさとはちょっと違っています。2016年に発売されていますが、約2000万画素、最高10コマ/秒の連写、5段もの効果のある手ぶれ補正など、仕様は上位機になっています。

E-PL10は2019年発売。見た目は可愛らしい感じです。8.6コマ/秒の連写で、AF性能も、この中では一番良いようです。また、4K動画も撮影できます。アートフィルターも多彩で、スマホにも簡単に転送できるので、いまのSNS時代を意識したカメラとなっています。

E-PL8もE-PL9と同じような性能と言えますが、こちらは4K動画は撮れないようですね。2016年発売でPEN-Fと同様にちょっと古いです。

こだわりの強い、ペンタックス

ペンタックス概要

カメラメーカーの特徴と選び方。カメラシリーズとマウントのまとめ。

ペンタックスは一眼レフカメラでKシリーズを展開しています。フルサイズもAPS-Cもランナップあり。

ペンタックスは一眼レフにしては、珍しいボディ内手ぶれ補正を搭載しています。また、デザインも機能も個性的なものが多いです。

ユーザーもペンタックスへの愛が深い。ただし、フルサイズやAPS-Cのミラーレスはありません。

一眼レフ ミラーレス
フルサイズ Kシリーズ
(Kマウント)
×
APS-C Kシリーズ
(Kマウント)
×

一眼レフ:Kシリーズ

ペンタックスの一眼レフカメラが「Kシリーズ」になり、Kシリーズは「Kマウント」を採用しています。

そして、Kシリーズにはフルサイズ機とAPS-C機のラインアップあります。

まずはフルサイズ機です。

  • K-1 Mark II
  • K-1

この2台となっています。K-1が旧モデルで、K-1 Mark IIが新モデルとなります。

ペンタックスは2016年に初めてフルサイズ一眼レフカメラ(K-1)を発表しています。まだ、そこまで時間は経っていません。

APS-C機はこのような感じです。

  • KP
  • K70

KPの方が新しくAF性能などがブラッシュアップされているようですね。

ただ、明確な性能の違いはなさそうですね。

 

以上、長々と見てきましたが、個人的に思うカメラメーカーの選び方はこうです。

個人的に思うカメラメーカーの選び方

一眼レフカメラを欲しいならニコンかキヤノンから選ぶことになりますが、どちらでも殆ど変わらないです。なんとなく好きな方を選べば良いでしょう。

また、明確な要望がないのなら中級機かエントリークラスの上位機が良いと思います。ニコンならD5600、キヤノンならEOS Kiss X9iやD9000ですね。明確な要望があるなら、それに適したカメラを選びましょう。

あるいは、個性的なカメラが良いならペンタックスです。

 

次に、ミラーレスカメラが欲しい時。高くても良いから、とにかく高性能なカメラが欲しいならソニーです。特にα7Ⅲは外しにくい。

そんなに予算はないけれど良いカメラが欲しいなら、α6500やα6400のAPS-C機が良いかと思います。それかEOS Kiss Mです。あるいは、オリンパスのO-MDシリーズのエントリー機ですね。

動画をメインに撮りたいならパナソニックのDC-GH5でしょう。予算が厳しいなら下位機のG9でも十分ではないでしょうか。

オシャレな写真をオシャレに撮りたいのならフジのXシリーズです。自分の肌に合うものを選べば間違いないです。

カメラとレンズのシステムを小型にし、アウトドアでもガシガシ使いたいのなら、オリンパスのO-MDシリーズのE-M1 Mark IIやE-M5 Mark IIが良いでしょう。マイクロフォーサーズはレンズも小型で、比較的安価に揃います。

個人的にはこのような感じでカメラを選べな良いだろうなと思います。

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