主題と副題で構図を組み立て撮影する方法。初心者でも簡単に良い写真を撮る。

記事内容

この記事では主題と副題で構図を組み立て撮影する方法について書いています。

何気なく撮ってしまうと伝わりにくい写真になってしまうことが多々ありますが、主題と副題をしっかり定めれば、見る人をぐっと惹きつけるような伝わる写真になります。

この記事ではその方法について作例を交えつつ解説しています。

目次 ▽△

主題と副題とは

主題とは

主題は「自分が写真で一番写したいと思ったもの」です。あなたがカメラを向けようと思ったキッカケとなったもの。写真のテーマとなる部分ですね。

そして、主題は具体的であればあるほど良いです。

例えば、猫が可愛いと思えば猫が主題で良いです。ただ、もう少し掘り下げて、耳が可愛いと思ったのか、目が可愛いと思ったのか、座り方が可愛いと思ったのか、更に具体的に考えると更に良いです。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

これが主題となります

あと、よくあるのが風景を見て綺麗だなと思い、そのままシャッターを切ってしまうことです。「綺麗な風景」という点だけでは、主題としてちょっと曖昧です。

なので、もうちょっと掘り下げて考えます。

その風景の中で、雲が綺麗だと思ったのか、森が綺麗だと思ったのか、川の流れが綺麗だと思ったのか。もし森が綺麗だと思ったのなら、森のどの部分なのか・・・。どんどん具体的に考えていき、見つかったのもが主題となります。

あまり深く考えすぎると行き詰まってしまいますが、主題は出来るだけ具体的に持つようにしましょう。

副題

副題は「主題に引き立てるもの」です。ただ、あまり難しく考えず、主題の次に目に止まったものくらいの考えで良いと思います。

もちろん、主題と一緒に写すことになるので、画面内に収まる範囲の中で探します。

この2つが見つかれば、あとは撮影するだけですが、ちょっとしたポイントがあります。

主題と副題を写すポイント

引き算する

主題と副題が見つかったなら、できるだけ他のものを画面に入れないようにしましょう。

写真に写る要素が多くなると、それだけ主題と副題の力が弱まってしまいます。何を撮りたいのか不明瞭になってしまうので注意です。

アングルとポジションを変えてみたり、あるいはズームして写る範囲を狭めるなど、色々と工夫してみましょう。

主題を副題よりも目立たせる

よくあるのが主題と副題が同じくらい目立ってしまうことです。こうなってしまうと何を写したいのか、ボヤけてしまいます。伝わりにくい写真です。

なので、主題を副題よりも目立たせるようにしましょう。簡単で効果は方法は以下の2つです。

主題を大きく写す

これが最も効果的だと思います。主題を他よりも大きく写せば、それが一番目立ちますね。

単純ですが、これが意外に忘れがちです。「主題も綺麗、副題も綺麗だな。捨てがたいから両方いっぺんに写しちゃおー」みたいなことが良くあります。

例えば、下のような時です。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

雲海が出ていて、空にも光芒が出ていました。こういうシーンでは両方写したくなってしまうものです。

その結果、両方同じくらいの割合で撮影しています。そうすると確かに綺麗な写真ではあるのもも、主題がボヤけてしまい、何を写したいのかがイマイチ弱いです。写真の印象が薄れています。

勿体無いと思うかもしれませんが、光芒を大きく写すか、雲海を大きく写すか、取捨選択しなければなりません。写真としてはそっちの方がずっと良いです。

主題にピントを合わせる

人はピントの合っているのもに自然に目が行きます。

なので、主題にピントを合わせ、他をボカせば主題が一番目立つわけです。

主題と副題の配置的に、副題の方が大きく写ってしまう場合などにも有効的ですね。

 

ということで、主題と副題で撮影した作例を見てみましょう。

主題と副題の作例をみてみる

主題と副題が決まれば、構図は好きにすれば良いです。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

この写真は独特な形の切り株を主題にしています。長く伸びる根っこに一目で惹きつけられました。副題には朝焼けを写しています。

この日は綺麗に焼けてリフレクションもしていたので、切り株を写しつつ朝焼けも大きく写したい衝動に駆られましたが、あくまでも主題は切り株だと決めていたので、こちらを大きく写しました。

次です。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

これも切り株が主題、副題に朽ちた橋(タウシュベツ橋梁)です。

切り株の隆々とした根っこが印象的だったので主題に。これだけではちょっと寂しいですが、朽ちた橋という副題を取り入れることで、時の経過みたいなものが伝わるようになったかなと思います。

次です。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

これはサンピラーを主題にし、雪の積もった木が副題です。

副題があることで主題の大きさも分かるようになりました。主題がより引き立ちます。

次です。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

これは主題にフキの葉、そして沢の流れが副題です。

瑞々しいフキの葉にエネルギーを感じたので主題に。また、副題の沢の流れがあることで、主題のウェットな雰囲気がより表現できます。

最後です。

主題と副題で構図を組み立て撮影する方法

主題はキツネ、副題に草の葉を入れてみました。

キツネだけの場合よりも、草の葉をボカして入れることで、季節感だとや覗いているその場の様子などが分かりやすいです。より味付けが加わったかと思います。

 

以上、このような感じで主題と副題を組み合わせれば、初心者でも簡単に良い写真が撮れるのでオススメです。

まとめ

  • 主題は一番写したいもので写真のテーマ
  • 副題は主題を引き立てるもの
  • 主題と副題以外ごちゃごちゃ写さない
  • 主題は大きく写したりピントを合わせて副題より目立たせる

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