NDフィルターの使い方を解説!NDフィルターは簡単に使えます。

記事内容

この記事ではNDフィルターの使い方について詳しく解説しています。

最初は難しく感じるかもしれませんが、カメラを露出計代わりにすれば簡単に撮影できます。

ぜひ、NDフィルターの使い方をマスターしてみましょう。

目次 ▽△

必要な機材

カメラ、レンズ、NDフィルター以外に必要なものは、この2つです。

  • 三脚
  • タイマーレリーズ

まず、シャッタースピードが遅くなるので、カメラを固定する三脚が必要になります。手持ちの撮影ではブレてしまうので無理です。できるだけしっかりとした三脚の方が良いでしょう。

次に、タイマーレリーズです。三脚にカメラを固定していても、手でシャッターボタンを押すとブレてしまうことがあります。

また、カメラは30秒以上のシャッタースピードを設定できません。もし、30秒以上のシャッタースピードにしたい時は、バブル撮影という設定にしますが、その時にタイマーレリーズがあると便利です。ちなみに、タイマーレリーズは特に純正でなくても、安価なサードパーティ製で十分です。

 

では、具体的なNDフィルターの使い方について見ていきましょう。

NDフィルターの使い方

NDフィルターの使い方:まずは構図とピントを決めよう

まずは、NDフィルターを付ける前に、構図を決めて三脚にカメラを固定しておきましょう。

次に、AFでもマニュアルでも良いので、ピントを合わせておきます。ちなみに、AFでピントを合わせた場合は、ピントがズレないようにマニュアルに切り替えておくと良いです。

あとは、手ぶれ補正はOFFにしておきましょう。撮影中に作動して画像がブレることが多々あります。

NDフィルターの使い方を解説

ミラーレスカメラのボディ内手ぶれ補正などもOFFの方が無難です。

ちなみに、この時にカメラのモードは「絞り優先オート」にし、好きなF値にしておくと良いです。

補足

ND8やND16程度であれば、レンズに装着したままでも、ファインダーは見えます。なので、NDフィルターを付けっ放しでも、構図決めも出来るし、AFも普通に使えます。

しかし、ND400やND1000などの濃いNDフィルターを使用した場合は、ファインダーやモニターを見ても真っ暗で見えなことがあります。その場合は構図も決めれませんし、AFも使えません。

なので、基本的にはNDフィルターを付ける前に、構図を決めてピントを合わせることをおすすめします。

ただし、カメラの機種によってはND400やND1000を付けても、普通に見えてAFも使えることがあります。特に、ミラーレスカメラは暗所に強く、このパターンが多いです。なので、自分のカメラでどの程度見えるのか確認してみると良いでしょう。状況により臨機応変に。

NDフィルターの使い方:カメラを設定する

次に、カメラの設定をしていきます。

まずは、NDフィルターを付ける前のカメラの設定を確認しておきます。この時、カメラは絞り優先オートです。

NDフィルターの使い方を解説

例えば、この時にF8、SS1/20、ISO100だとしましょう。ここからNDフィルターをつけた時のシャッタースピードを計算していきます。

では、ここではND500を使用すると仮定。

計算するのに一番簡単なのはスマホのアプリを使うことです。

NDフィルターの使い方を解説

NiSiというフィルターメーカーが作ったアプリがあるので、これで簡単に計算できます。SS1/20の時にND500を使ったら、SS25秒になるということですね。簡単です。

また、自分で計算することもできます。シャッタースピードにフィルター番号を掛けてあげれば良いだけです。フィルター番号はND16やND500などの数字の部分ですね。なので、この場合は「1/20×500」です。これでSS25秒と計算できました。

そして、このシャッタースピードで良いか考えます。もし長いならISO感度を上げるか、F値を小さくします(F値を変えるとボケ具合が変わるので基本的にはISO感度で対応します)。もし短いなら更に絞ります。あるいは、NDフィルターの濃さを変えるかですね。

これでシャッタースピードの計算ができたら、カメラをマニュアルモードに切り替えて、その設定にしていきます。

NDフィルターの使い方を解説

F8、SS25秒、ISO100と設定できました。ちなみに、シャッタースピードが30秒以内ならカメラ側で設定できますが、30秒以上の時はカメラをバルブ撮影にしタイマーレリーズを使います。

あと、一眼レフカメラの場合はファインダーをマスキングテープなどで塞いだ方が無事です。理由はファインダーから光が入り込み、写真が変に明るくなったり、線が入ることがあるからです。滅多に起こりませんが、稀にあります。

補足

絞り優先オートのままNDフィルターをつけても、SS30秒以内ならカメラが自動でシャッタースピードを計算してくれます(秒数は機種によって多少異なります)。

ただし、これは狂っていることが多いです。

なので、自分で計算してマニュアルモードで設定する方が確実です。

NDフィルターの使い方:NDフィルターを装着し撮影、画像を確認する

カメラの設定が終わればNDフィルターを装着し、レリーズにてシャッターを切ります。

あとは、撮影した画像の確認です。暗過ぎるならシャッタースピードを長くするか、ISO感度を高くして露出を上げます。逆に、明る過ぎるならシャッタースピードを短くするか、更に絞り露出を下げましょう。

こうして調整していけば撮影は完了となります。

 

以上がNDフィルターの使い方でした。言葉にするとちょっと複雑に聞こえるかもしれませんが、実際にやれば簡単ですよ。

まとめ

  • NDフィルターの使い方:基本はNDフィルターを付ける前に構図やピントを決める
  • NDフィルターの使い方:シャッタースピードの計算はフィルター番号を使って計算する、あるいはアプリがある
  • NDフィルターの使い方:撮影した画像の露出を確認しよう

こちらの記事も

LightroomのHSLの使い方について。色相、彩度、輝度を調整してみよう。

彩度マスク(サチュレーションマスク)とは!?Photoshopで彩度マスクを作る方法。

三脚の使い方。三脚は正しく使わないと危ないし意味がない!

Photoshopで画像をシャープにするフィルターの使い方(アンシャープマスク、スマートシャープ、ぶれの軽減など)。