ボケを大きくするコツ!ボケの4要素を知ってボケをコントロールしよう。

記事内容

この記事ではボケを大きくするコツについて解説しています。

とろけるような大きなボケは一眼レフやミラーレスカメラの醍醐味です。

このボケをコントロールするには、ボケの4要素(F値、焦点距離、撮影距離、背景との距離)について知る必要があります。

目次 ▽△

ボケの4要素

ボケには「絞り(F値)」、「焦点距離」、「撮影距離」、「背景との距離」の4要素が重要になります。

一つずつ見てみましょう。

F値

F値は小さい方が大きくボケ、一方でF値が大きくなるとボケは小さくなります。

F値が小さいほど被写界深度が浅くなり前後のボケが大きくなるわけですね。

ボケを大きくするコツ

特に、F2.8以下だとふわっととろけるようなボケを楽しめるのではないかと思います。

ズームレンズであれば、F2.8まで小さくできるレンズは割と高価です。ただ、単焦点レンズであれば比較的安価なものも多く、さらにF1.4やF1.8まで小さくできるものも多いです。ボケを楽しみたいのなら、単焦点レンズはオススメです。

焦点距離

焦点距離が長い方がボケが大きくなり、焦点距離が短い方がボケが小さくなります。

つまり、望遠側を使った方がボケやすいということになります。

ボケを大きくするコツ

左は焦点距離200㎜で撮影した画像、右が焦点距離35㎜で撮影した画像です。F値は同じ。

被写体が同じような大きさになるよう、望遠では離れて、広角では近づいて撮影しています。そうすると望遠で撮影した方が大きくボケていますね。

なので、もしズームレンズを使っているのであれば、あえて離れたところからズームをして望遠側を使った方が、ボカした写真を撮りやすくなります。先ほど、F値が小さい方がボケると書きましたが、F値が大きくても焦点距離が長ければ結構大きくボケます。

撮影距離

今度はカメラと被写体との距離です。

同じF値と焦点距離であっても、カメラと被写体とが近い方がボケが大きくなり、離れればボケは小さくなります。

ボケを大きくするコツ

ただし、被写体に近づき過ぎるとピントが合わなくなるので注意です。

撮影距離はレンズによって変わります。レンズの最短撮影距離というものです。詳しくは以下の記事の最初の方に書いています。よろしければ参考にしてください。

最大撮影倍率と最短撮影距離とは?寄れるレンズとは何か。

あと、前ボケなどはボカすものがレンズに近い方が大きくボケます。

背景との距離

最後に被写体と背景との距離が遠い方が、ボケが大きくなります。

これは被写体と背景との距離が遠い方が、被写界深度に入りにくくなるということですね。

ボケを大きくするコツ

大きくボカしたいのであれば、できるだけ背景が遠くなるよう工夫すると良いです。

図にしてみる

それぞれを図にしてみるとこのような感じです。

ボケを大きくするコツ

4つの要素が重なった方がボケは大きくなります。F値を小さくして、焦点距離を長くし、被写体にできるだけ近づいて、背景は遠くする、これでボケは最大化されます。

しかし、全てが必要なわけではありません。F値の大きなレンズでも他の3つの要素でもボケは大きくできますし、逆のF値が小さくても他の3つの要素が欠ければボケが小さくなることもあります。

これらのことを念頭にボケをコントロールし撮影に活かしていくと良いです。

適切なボケを使おう

最初の頃はボケるのが楽しくて、とにかく何でもボカして撮影したくなります。

しかし、必ずしも大きなボケが正解というわけではありません。

そのボケは何のためなのでしょうか。

ボケを大きくするコツ

被写体を強調させたいのか、背景をボカすことで隠しスッキリ見せたいのか・・・。

ボカした方が被写体は強調されますし、背景の余計なものを見せないようにすることもできます。写真の基本は引き算です。

しかし、必要以上にボカし過ぎると、どこで撮った写真なのか、どんな状況なのか、周辺の必要な情報が不足してしまうことがあります。

なので、何を伝えたい写真なのかをよく考えて、ボケをコントロールすると良いかと思います。

まとめ

  • ボケはF値を小さくすると大きくなる
  • ボケは焦点距離を長くすると大きくなる
  • ボケは撮影距離を短くすると大きくなる
  • ボケは背景の距離を長くすると大きくなる
  • ボケは大きければ必ずしも良いわけではない

こちらの記事も

Photoshopのワークスペースとパネルのカスタムについて。作業しやすい環境を作る。

Lightroomの基本補正の使い方(明瞭度、テクスチャ、かすみ除去、彩度編)。

FUJIFILM(富士フィルム)のミラーレスカメラまとめ。

LightroomのHSLの使い方について。色相、彩度、輝度を調整してみよう。