SONY FE 12-24mm F4 G SEL1224Gのレビュー

※レンズについての評価はウェブ上の作例等を見ての個人的な感想を含みます。

メーカー概要

超広角12mmが生み出す迫力の空間表現。高画質と小型・軽量を両立した超広角ズームレンズ

Eマウントレンズ最広角となる焦点距離12mmをカバーする超広角ズームレンズ。広角側で発生しやすい諸収差を抑制し、画面周辺まで高解像を実現。Gレンズならではの高い光学性能を保ちながら、クラストップレベルの小型・軽量デザインで高い携行性も備えています。風景や建物など、目の前に広がる光景をダイナミックに捉えたいという映像表現への欲求に応えます。

引用:ソニー 製品情報

「SONY FE 12-24mm F4 G SEL1224G」の特徴

ソニーの最広角ズームレンズ

「FE 12-24mm F4 G SEL1224G」は焦点距離12-14mmをカバーする広角ズームレンズです。「SONY ZEISS」、「Gレンズ」、「Gマスター」というレンズブランドのうち、「Gレンズ」に当たるレンズになります。コニカミノルタ時代より長年培われてきたレンズ技術を継承し、さらにソニーで独自開発されたレンズで、高解像と美しいボケ味が特徴です。

そして、焦点距離12-24mmはソニー純正の広角ズームレンズの中では最広角。12mmの圧倒的パースペクティブは風景や日常の一コマも、一味違った光景に変えてくれます。

また、これだけの広角でありながら重さ565gは軽量です。この軽さは非常に大きなメリットです。同じ画角のレンズにシグマ12-24mm F4もありますが、1150gと重い上にアダプターが必要です。これはキツイですね。ちなみに、出玉レンズなので丸枠フィルターが使えない欠点はあります。

描写性能について

「Gレンズ」というレンズブランドは、2016年に「Gマスター」が加わるまでは、ソニーの上位ブランドでした。やはり、そのGレンズの名にふさわしい高い解像性能を実現しているようです。

ここでは海外のレビューサイトを参考にしたいと思います。

解像力は、中央は12mmの開放では際立った値(outstanding)で、周辺部はとても良好な値(very good)だ。隅はギリギリで良いの値(good)にとどまっているが、一番隅の部分は少し甘い。14mmは、12mmとほとんど同じだ。18mmはこのレンズのスイートスポットで、隅の解像力はとても良好(very good)のレベルに改善する。

望遠端は、伝統的に広角ズームは弱いが、このレンズは、24mmでいくらか解像力は落ちるものの、F5.6以上に絞ればとてもハイレベルな解像力を維持している。高画素機のテストでは多くの超広角レンズが苦戦しているが、このレンズは非常にしっかりした結果を出している。

引用:Photozone和訳

開放で一番隅の部分がやや甘いと指摘されてしますが、これはどのレンズでも抱えている問題です。なので、気にするような問題ではないでしょう。キヤノンEF11-24mm F4Lにも劣らない素晴らしい解像力を兼ね備えています。

さらに、ナノARコーティングを施し、フレアやゴーストも極限まで抑えられています。ただし、出玉レンズなので逆光耐性はそこそこでしょう。レンズフードは一体型ですが、小さいのであまり効果はないようです。フレア・ゴーストが気になる場合は、ハレ切りする必要があります。

素早いAF

AF駆動にはダイレクトドライブSSMを採用し、レンズを素早く精度よく動かすことができます。高速で精度の高いAFです。しかも、静音性にも優れているので、動画撮影時にも駆動音が記録されにくく優位です。

防塵防滴に配慮した設計

外での厳しい環境下での使用を考慮し、ほこりや水滴の侵入を防ぐ設計を採用しています。しかし、Gマスターレンズと比較するとシーリングが少なくなっているのは気になる点ではあります。

このレンズにしかできない表現がある

「FE 12-24mm F4 G SEL1224G」は圧倒的なパースペクティブを楽しめるレンズです。12mmの世界は16mmとは全く違います。それでいて軽量です。価格はやや高価ですが、この点を考えると使う価値は十分あります。

ライバルレンズ

仕様

MTF

レンズ構成

マウントEマウント
焦点距離12-24mm
レンズ構成13群17枚
画角122゚-84゚
絞り羽根枚数7枚
開放絞り(F値)4.0
最小絞り(F値)22
最短撮影距離0.28m
最大撮影倍率0.14倍
手ぶれ補正×
コーティング○:ナノARコーティング
防塵防滴
フィルター径-
寸法87 x 117.4
質量565g
発売日2017-07-07
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