TAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF] (Model B001) (ペンタックスKマウント用)のレビュー

※レンズについての評価はウェブ上の作例等を見ての個人的な感想を含みます。

「TAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF] (Model B001)」の特徴

旧モデルのタムロン広角ズームレンズ

「SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical 」は焦点距離10-24mm(換算15-36mm相当)をカバーする広角ズームレンズです。パースペクティブの強い超広角から、歪みの少ない広角まで使えるので便利。

ちなみに、このレンズは旧モデルです。現在は、2007年に発売された「TAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD 」が最新モデルになります。ただし、最新モデルは今の所、Kマウントの発売はありません。

描写性能について

ここでは海外のレビューサイトを参考にしたいと思います。

解像力は広角端10mmでは中央部は開放から既にとても良好(very good)で、絞ると素晴らしい値(excellent)になる。周辺部は中央には大きく遅れを取っており、開放ではまずまず(fair)だが、絞るととても良好な値(very good)まで改善する。四隅は期待はずれで開放とF5.6では非常に甘く、F8とF11まで絞って良い(good)のレベルになる。

14mmと18mmでも似たような状況だが、中央の解像力が落ち、(14mm F8時を除いて)絞っても素晴らしい値(excellent)にならない。14mmでは四隅は絞ってもまずまず(fair)の解像力にしかならない。

望遠端24mmでは他のズーム域よりも良好で、(開放から)中央は素晴らしい値(excellent)、周辺部はとても良い値(very good)だ。隅は絞れば良好な値(good)になる。

引用:Photozone和訳

中央部の解像力は、10mm開放では37lpmmだが、F5.6まで段絞れば44lpmmに達し賞賛に値する。しかし、より望遠側では開放では24-27lpmmの解像力で、評価できるレベルの30lpmmのラインに届かない。F5.6まで絞れば満足できるレベルに達する

周辺部の画質は深刻で、開放ではすべての焦点距離で要求される解像力(30lpmm)を下回り、望遠側では20lpmmにさえ届かない。10mmでは絞れば満足な解像力になるが、17-24mmでは、かなり絞っても30lpmmには届かない

引用:LensTip和訳

解像力には欠点があるようで、中央部でもある程度絞った方が良さそうですね。また、周辺部や隅の解像力はあまり良くないようで、絞ってもあまり期待はできないようです。

ちなみに、新モデルではこの弱点はしっかり強化されています。

安価だが、手ぶれ補正非搭載、防塵防滴ではない

新モデルの「TAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD」は4段分の手ぶれ補正を搭載し、簡易防水でフッ素コートも採用されています。

一方で、この旧モデルは手ぶれ補正は非搭載、防塵防滴でもありません。この辺はやや残念です。価格は安いですが、スペック的にはある程度は目を瞑る必要がありそうですね。といっても、純正レンズは非常に高価なので、サードパーティ製は有難い存在です。

ライバルレンズ

仕様

MTF

レンズ構成

マウントKマウント
焦点距離10-24mm
レンズ構成9群 12枚
画角108° 44’ - 60° 20’
絞り羽根枚数7枚
開放絞り(F値)3.5-4.5
最小絞り(F値)22
最短撮影距離0.24m
最大撮影倍率0.19倍
手ぶれ補正×
コーティング×
防塵防滴×
フィルター径77
寸法φ83.2mm×94.9mm
質量406g
発売日2009-06-12
tamron10-24oldcom.jpg