「CANON EOS R6」の詳細情報と「CANON EOS R5」との違い

メーカー概要

最高約20コマ/秒の連写性能、動物にも対応した瞳AF、最高8.0段手ブレ補正など、撮影性能を高い水準で実現した、フルサイズミラーレスの新標準モデル。

引用:キヤノン製品情報

「CANON EOS R6」の特徴について

「EOS R6」の立ち位置について

ミラーレス

スタンダード

「EOS R6」はキヤノンのフルサイズミラーレスカメラでスタンダードモデルになります。「EOS R」や「EOS RP」はこのカメラの下位モデルに該当すると言っても良いでしょう。

「EOS R6」のボディーについて

質量
約680g

防塵防滴

手ぶれ補正

タッチパネル

モニター
バリアングル

水準器

フラッシュ
内蔵:×

「EOS R6」は重さ約680gで、フルサイズミラーレスとしては標準的な重さかと思います。ボディーはポリカーボネート製のようですが、水滴や砂塵からカメラを守る防塵・防滴構造となっています。

モニターは3.2型(約162万ドット)でバリアングル・タッチパネル対応です。ファインダーは0.5型(約369万ドット)で、倍率は0.76倍です。ちなみに、表示レートは119.88/59.94fpsなので動きの速い被写体でも滑らかに表示可能です(EOS Rでは59.94/29.97fps)。

そして、「EOS R6」は手ぶれ補正搭載となっています。「EOS R」は非搭載でしたね。

レンズ内光学式手ブレ補正機構との協調制御することで、RFレンズ使用時でなんと8.0段の補正効果を実現しています。これはかなり強力です。また、手ぶれ補正非搭載のレンズと組み合せた場合でも、カメラとレンズの組み合せに応じて、広角側から望遠側まで最適な5軸手ブレ補正が行われます。これはかなり心強いです。

スロットについては、SDカードでのダブルスロットになっている。「EOS R」はシングルスロットで不評だったので、修正してきた感じですね。

「EOS R6」のセンサーについて

有効画素数
2010万画素

ISO感度100~
102400

DIGIC X

「EOS R6」は2010万画素の高画素センサーを搭載しています。このセンサーは一眼レフのフラッグシップEOS-1D X Mark IIIのCMOSセンサーをEOS R6用にカスタマイズしたもののようですね。ハイライトからシャドー部まで滑らかに描く、広いダイナミックレンジに期待できます。ちなみに、ローパスフィルターはある。

「EOS R6」の連写性能について

メカ
12コマ/秒

電子
20コマ/秒

「EOS R6」はメカシャッターで最高12コマ/秒、電子シャッターでは最高20コマ/秒の連写が可能です。これは相当速い。一眼レフのフラグシップであるEOS-1D X Mark IIIでもライブビュー時に約20コマ/秒(メカシャッターは16コマ/秒)なので、これと同等ということになります。

連続撮影枚数はRAWで約240枚なので、20コマ/秒で連写しても息切れの心配は殆どないでしょう。

「EOS R6」のAF性能について

AFポイント
最大6072点

「EOS R6」は最大6072ポジション(92×66)のAFポイントを搭載しています。AFポイントは約100%(横)×約100%(縦)の広範囲です。

また、AFシステムが「デュアルピクセルCMOS AF II」になりました。機械学習によるEOS iTR AF Xが加わり、より高い基準が設けられそれをクリアしたとのことです。

機械学習を用いた被写体認識性能は、犬と猫、鳥といった動物、ヘルメットをかぶった人物などにも自動でピントを合わせることが可能。もちろん、瞳AFにも対応しています。世界最速という0.05秒のAFを謳っていますね。

測距輝度範囲については、-6.5EVで暗所にも強いです。EOS Rに比べ高輝度側で2.5EV向上している。

「EOS R6」の動画性能とネットワークについて

4K動画

フルHD

Wi-Fi

Bluetooth

「EOS R6」は、4K UHD 60pまでの動画に対応します。しかも、5.1K動画オーバーサンプリングにより、同じ4Kよりも解像感の高い4K動画の記録が可能です。ちなみに、[クロップする/しない]を選択可能、YCbCr4:2:2 10bitのCanon Log記録を搭載。

また、フルHD(1920×1080)記録時、119.88fps (NTSC)/100fps(PAL)のハイフレームレート動画撮影が可能。コマ飛びのない、きめ細やかで自然なスローモーション映像を表現できます。

「CANON EOS R6」と上位機「CANON EOS R5」との違い

上位機である「CANON EOS R5」との主な違いは以下の通りです。

  • ボディー
  • 画素数
  • AF性能
  • 動画性能

ボディー

「EOS R5」は重さ738gですが、「EOS R6」は680gです。「EOS R5」の方がやや重い。「EOS R5」の外装はマグネシウム合金が使用されていますが、「EOS R6」はポリカーボネート製のようですね。

また、「EOS R5」にはサブ液晶がありますが、「EOS R6」にはありません。

背面の操作系については同じです。

背面モニターは両機種ともバリアングル式ですが、「EOS R5」が3.2型、約210万ドットなのに対し、「EOS R6」が約3.0型、約162万ドットで、「EOS R5」の方が大きくやや繊細となっています。

EVFについても、「EOS R5」が0.5型、約576万ドットなのに対し、「EOS R6」が0.5型、約369万ドットなので差別化されている。

記録メディアについては「EOS R5」がCFexpressカードTypeBとSDカードでのダブルスロットですが、「EOS R6」はSDカードのダブルスロットです。「EOS R5」は8K動画に対応しているためCFexpressカードを使う必要があるようですね。

画素数

「EOS R5」は4500万画素、「EOS R6」は2010万画素です。「EOS R5」の方が高画素ですが、高感度耐性は「EOS R6」の方がありそうですね。

AF性能

「EOS R5」の測距輝度範囲はEV –6~20ですが、「EOS R6」はEV –6.5~20なので、わずかに「EOS R6」の方が良いです。これは「EOS R6」が低画素だからかと思います。その他のAF性能はほぼ同じスペックです。

動画性能

「EOS R5」は8K動画に対応していますが、「EOS R6」は対応していません。また、「EOS R5」は4K120pに対応しますが、「EOS R6」は4K60pまでとなっています。

 

ちなみに、連写性能は同じです。

仕様

基本仕様

タイプミラーレス
マウントRFマウント
寸法約138.4(幅)×97.5(高さ)×88.4(奥行)mm
質量
(バッテリーとメモリカードを含む)
約680g
防塵防滴
ボディ内手ブレ補正○(5軸手ブレ補正)
水準器
内蔵フラッシュ×
バッテリー寿命ファインダー[なめらかさ優先]設定時/約250枚(ファインダー撮影時)/約590枚(エコモード/ファインダー撮影時)、ファインダー[省電力優先]設定時/約380枚(ファインダー撮影時)/約590枚(エコモード/ファインダー撮影時)

センサー

センサーサイズフルサイズ
センサー備考-
有効画素数約2010万画素
ローパスフィルターあり
画像処理エンジンBIONZ X

静止画記録形式

記録メディアSD/SDHC/SDXCメモリーカード
画像ファイル形式JPEG、HEIF、RAW、DPRAW、C-RAW
記録画素数L:約2000万(5472×3648)画素、M:約890万(3648×2432)画素、S1:約500万(2736×1824)画素、S2:約380万(2400×1600)画素、RAW:約2000万(5472×3648)画素、C-RAW :約2000万(5472×3648)画素
スロット数ダブルスロット

オートフォーカス

AF方式デュアルピクセルCMOS AF
フォーカスポイント最大6072ポジション(92×66)
検出範囲EV‒6.5~20
フォーカス備考顔・瞳AF

シャッター

シャッター形式電子制御式フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード1/8000~30秒
連写速度最高約12コマ/秒
連続撮影可能枚数RAW:約240枚

露出制御

撮影感度100~102400
測光方式384分割(24×16)測光
測光モード評価測光、部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光

ファインダー

ファインダー形式0.5型/約369万ドット
視野率100%
倍率約0.76倍

モニター

可動・タッチパネルタッチパネル対応、バリアングル方式
画面サイズ/ドット数3.2型/約162万ドット

動画撮影

4K4K60p
フルHDフルHD120p

ネットワーク

WI-Fi
Bluetooth

その他

使用可能温度0℃~40℃
使用可能湿度85%以下
発売日2020-08-27