「Panasonic LUMIX DC-GF10」の詳細情報と「DC-GF9」との違い
目次
メーカー概要
シンプルで上品なフォルムに、新たな配色。私らしさを写し出す、ファーストミラーレス一眼。
引用:パナソニック製品情報
「Panasonic LUMIX DC-GF10」の特徴について
「LUMIX DC-GF10」の立ち位置について
ミラーレス
エントリー
「LUMIX DC-GF10」はパナソニックの「Lumix(ルミックス) GFシリーズ」のカメラになります。入門機という位置付けで、軽量コンパクトでおしゃれなデザインがポイントになります。スマホ感覚で一眼画質を楽しむことをコンセプトとしているようです。
ちなみに、このカメラは2019年発売のモデルになります。旧モデルは2017年発売の「DC-GF9」です。また、「DC-GF10」と「DC-GF90」は同じカメラになります。そして、レンズキットでの販売のみで、ボディー単体での販売はされていないようですね。
「LUMIX DC-GF10」のボディーについて
質量270g
防塵防滴×
手ぶれ補正×
タッチパネル○
モニターチルト式
水準器○
フラッシュ内蔵:○
「LUMIX DC-GF10」は重さ約270gで非常に軽量です。ファインダーが省略されていたり、手ぶれ補正が非搭載だったりしますが、この軽さは大きな魅力です。持ち歩いても負担になりません。
そして、モニターは上方向に約180度傾けられて、自分撮りに最適なチルト式タッチパネルモニターを搭載しています。

自撮りの時にカメラを反転させても、左側のFn3ボタンがシャッターボタンに自動で切り替わることで、右手でもシャッターを切れるWシャッター機能を利用できます。あとは、顔が再度現れると自動でシャッターを切る「フェイスシャッター」、2人の顔が近づくと自動でシャッターを切る「フレンドリーシャッター」なども可能。
そして、「LUMIX DC-GF10」は自撮りで4Kフォトが使える。4K動画(秒間30コマ連写)の中から好きな一コマを切り出せます(約830万画素)。動画の中から最高の1枚を選べるわけです。

セレクトも簡単。これは便利な機能かと思います。「LUMIX DC-GF10」には大人数や風景も一緒に自分撮りができる「広角4Kセルフィー」という機能が搭載されている。「DC-GF9」には「広角4Kセルフィー」はなく、4Kフォトはクロップされます。
あとは美肌効果モード、スリムモード、各種フィルター効果、自分撮りパノラマなども使えるので、多彩な写真を撮れます。
「LUMIX DC-GF10」のセンサーについて
有効画素数1600万画素
ISO感度200-25600
ヴィーナスエンジン
「LUMIX DC-GF10」は有効画素数1600万画素のセンサーを搭載しています。最新機種は2000万画素台なので、それに比べればやや低画素です。しかしながら、スマホで見たり、ちょっとした大きさにプリントするくらいなら全く問題ありません。
「LUMIX DC-GF10」の連写性能について
最高連写約5.8コマ/秒
電子約10コマ/秒
「LUMIX DC-GF10」の連写についてはメカシャッター(電子先幕時)使用で約5.8コマ/秒(AF固定)、約5コマ/秒(AF追従)、電子シャッター時使用で約10コマ/秒(AF固定)、約6コマ/秒(AF追従)となっています。必要十分な速さです。また、「4K PHOTO」も使えるので、1秒間に30コマの動画の中から、好きな一コマを写真として取り出すことが可能です(約830万画素)。絶好のシャッターチャンスを撮り逃がしません。
「LUMIX DC-GF10」のAF性能について
AFポイント49点
「LUMIX DC-GF10」は49点のAFポイントを搭載しています。また、パナソニックの高性能オートフォーカスを表す「空間認識AF」というものが採用されている。これによりAF速度約0.07秒の高速AFを実現、追従性能も向上しています。
ちなみに、顔・瞳認識AFにも対応しており、自動で瞳にフォーカスしてくれる。手前の瞳・奥の瞳にタッチでフォーカス位置を切り換えることもできます。また、ローライトAFを使えば-4EVの暗さまでAF可能です。暗所にも強い。
「LUMIX DC-GF10」の動画性能とネットワークについて
4K動画○
フルHD○
Wi-Fi○
Bluetooth×
「LUMIX DC-GF10」はフルハイビジョン映像の4倍のきめ細やかさで記録できる4K(3840×2160)30p動画撮影に対応。リアリティあふれる映像で、幅広いシーンにおいて、高精細で臨場感ある映像が撮影できます。
そして、「LUMIX DC-GF10」はWi-Fi機能を内蔵しているので、撮った写真をスマホに簡単に転送、SNSなどにシェアすることも可能です。
「Panasonic LUMIX DC-GF10」と旧モデル「DC-GF9」との違い
「DC-GF10」と旧モデルである「DC-GF9」はマイナーチェンジです。
まずは、「DC-GF10」は「広角4Kセルフィー」が使用可能です。「DC-GF10」も「DC-GF9」も自撮りで4Kフォトを使えますが、「DC-GF10」は従来よりも広角な範囲を写して、大人数や風景も一緒に撮影できる「広角4Kセルフィー」が新しく追加されています。「DC-GF9」は周辺部分が、ちょっと切り取りになります。
次に、「DC-GF10」は夜景撮影時に人物も夜景も綺麗に写せる「夜景セルフィーモード」が追加されています。一度のシャッターで、背景の夜景を連写し、人物をフラッシュで明るく撮影、その後に夜景と人物を合成することで、明るく鮮やかな夜景セルフィー画像が生成可能となります。
そして、「DC-GF10」は通常の人物モードでも「美肌効果モード」と「スリムモード」が使用できます。「GF9」は「自分撮りモード」の時だけ使えました。
ライバルカメラ
仕様
参考リンク
基本仕様
タイプ | ミラーレス |
---|---|
マウント | Mフォーサーズ |
寸法 | 幅 約106.5mm x 高さ 約64.6mm x 奥行 約33.3mm |
質量(バッテリーとメモリカードを含む) | 約270g |
防塵防滴 | × |
ボディ内手ブレ補正 | × |
水準器 | ○ |
内蔵フラッシュ | ○ |
バッテリー寿命 | 約210枚 |
センサー
センサーサイズ | フォーサーズ |
---|---|
センサー備考 | - |
有効画素数 | 1600万画素 |
ローパスフィルター | ローパスフィルターレス |
画像処理エンジン | ヴィーナスエンジン |
静止画記録形式
記録メディア | microSDメモリーカード / microSDHCメモリーカード / microSDXCメモリーカード |
---|---|
画像ファイル形式 | JPEG(DCF/Exif2.3準拠)、RAW(Panasonic独自)、MPO(3D写真) |
記録画素数 | 4592×3448(L)、3232×2424(M)、2272×1704(S)、1824×1368 |
スロット数 | シングルスロット |
オートフォーカス
AF方式 | 映像検出によるTTL方式 |
---|---|
フォーカスポイント | 49点 |
検出範囲 | EV -4~18 |
フォーカス備考 | 顔・瞳認識 |
シャッター
シャッター形式 | 電子制御式単幕フォーカルプレーンシャッター / 電子シャッター |
---|---|
シャッタースピード | 1/16000~60秒 |
連写速度 | メカシャッター(電子先幕時): 約5.8コマ/秒(AF固定)、約5コマ/秒(AF追従)、電子シャッター時 : 約10コマ/秒(AF固定)、約6コマ/秒(AF追従) |
連続撮影可能枚数 | RAW:15コマ以上 |
露出制御
撮影感度 | ISO200~25600 |
---|---|
測光方式 | 1728分割測光 |
測光モード | マルチ測光 / 中央重点測光 / スポット測光 |
ファインダー
ファインダー形式 | - |
---|---|
視野率 | - |
倍率 | - |
モニター
可動・タッチパネル | タッチパネル対応、チルト式 |
---|---|
画面サイズ/ドット数 | 3.0型 / 約104万ドット |
動画撮影
4K | 4K(3840x2160) 30p |
---|---|
フルHD | フルHD(1920x1080) 60p |
ネットワーク
WI-Fi | ○ |
---|---|
Bluetooth | × |
その他
使用可能温度 | 0~40 ℃ |
---|---|
使用可能湿度 | 10~80 % |
発売日 | 2019-06-20 |