「SONY α7R III ILCE-7RM3」の詳細情報

メーカー概要

有効約4240万画素、最高約10コマ/秒高速連写、高速・高精度AFを小型ボディに凝縮したフルサイズ一眼

引用:ソニー製品情報

「SONY α7R III」の特徴について

「α7R III」の立ち位置について

ミラーレス

ハイエンド

「α7R III」はフルサイズミラーレスカメラの高画素機でハイエンドモデルに該当します。ちなみに、機種名に「R(Resolution)」と着くシリーズは高画素です。このカメラは2007年発売で、現在は旧モデルになります。それでもスペックは高く現行の最新カメラと遜色ありません。素晴らしいカメラです。

「α7R III」のボディーについて

質量
657g

防塵防滴

手ぶれ補正

タッチパネル

モニター
チルト式

水準器

フラッシュ
内蔵:×

「α7R III」は重さ657gです。トップカバー、フロントカバー、 内部フレームに加えて、リアカバーにも剛性の高いマグネシウム合金が採用され、堅牢性が高められています。また、各所にシーリング処理をした防塵防滴に配慮した設計です。

そして、5.5段の補正効果のある光学式5軸ボディ内手ブレ補正を搭載しています。高い効果でブレを排除し、高い解像力を引き出します。また、手振れ補正のないレンズでも、手ぶれ補正を効かすことができるのは良いですね。

「SONY α7R III ILCE-7RM3」の詳細情報

EVFは約369万画素画素の有機ELファインダー「Quad-VGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」を搭載。画素数が大きく、繊細感のあるEVFになっています。ファインダー倍率は0.78倍なので、広く見やすい。ちなみに、フレームレートは、残像が少なく滑らかで動体撮影に適した120fpsと、省電力を重視した60fpsを選択できます。

あとは、背面に親指AFが可能な「AF-ONボタン」と、AFエリアを直感的に選択できるジョイスティック「マルチセレクター」が設置され、操作性も良くなっている。スロットは安心のダブルスロット( SDカード/SD・MSカード)です。

「α7R III」のセンサーについて

有効画素数
4240万画素

ISO感度
100- 32000

BIONZ X

「α7R III」は有効画素数4240万画素のセンサーを搭載しています。しかも、ローパスレス仕様なので、わずかな解像度の低下も防ぎ、高画素センサーの力を最大限引き出します。高い解像力で被写体の細部までしっかり写し切る。また、センサー上に反射防止膜(ARコート)を採用し、光の反射を抑えることでゴーストやフレアの発生を最小限に抑えています。細かな点もこだわり抜かれていますね。

さらに、ピクセルシフトマルチ撮影が可能です。ピクセルシフトマルチ撮影は、ボディ内手ブレ補正機構を高精度に制御することで、イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして計4枚の画像を撮影。専用のソフトウェアで、撮影した4枚の画像が持つ約1億6960万画素分の膨大な情報から、解像感に優れた1枚の画像を生成します。圧倒的な解像力で被写体の持つ細部の色や質感、空気感まで忠実に再現する。

そして、センサーは裏面照射型になっています。これにより高感度耐性を強化している。では、DxOMarkのセンサースコアを元に、他のカメラと比較してみましょう。

Sony α7R III α7R II D850 5Ds
Overall Score
(センサーの総合点)
100 98 100 87
Color Depth
(色の再現域と分離)
26 26 26.4 24.7
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
14.7 13.9 14.8 12.4
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容
できる最高のISO感度)
3523 3434 2660 2381

「α7R III」は前モデルである「α7R II」よりも、ダイナミックレンジと高感度耐性の点で優っています。特に、ダイナミックレンジには大きめの差がある。

D850との比較では、色再現やダイナミックレンジではD850の方が「α7R III」に勝ります。ただし、感度を上げると差はなくなるとのこと。

高感度耐性については、「α7R III」は高画素機ながら非常に高い数値を出しています。素晴らしいセンサーです。

「α7R III」の連写性能について

最高連写
10コマ/秒

「α7R III」は高画素機ながら最高約10コマ/秒で高速連写が可能(AE/AF追従)。また、ライブビューでも最高約8コマ/秒です。連続撮影可能枚数は約76枚(圧縮RAW)で、バッファー容量もしっかりあります。

また、「SONY α7R III」は電子シャッターによる無音・無振動で撮影可能、さらに蛍光灯などによるちらつきを検知して露出や色合いのばらつきを低減するフリッカーレス撮影に対応しています。静寂さが求められる野生動物などの撮影でも決定的瞬間を逃しませんし、室内撮影でも露出が安定します。

「α7R III」のAF性能について

AFポイント
399点

「α7R III」は399点像面位相差AFセンサー+425点コントラストAFで、撮像エリアの縦約68%×横約68%の範囲をカバーしています。

「SONY α7R III ILCE-7RM3」の詳細情報

「α7 III」の像面位相差693点+コントラスト425点には劣りますが、それでも精度、追随性能は高いです。検出輝度範囲はEV-3〜20なので、暗所にも強くなっています。

そして、「リアルタイム瞳AF」です。AIを活用した新技術により、シャッターボタン半押し時の瞳の追従や「右目」「左目」を選択して切り替えることなどが可能になります。ポートレート撮影などに大変便利。ちなみに、動物にも対応します。

「α7R III」の動画性能とネットワークについて

4K動画

フルHD

Wi-Fi

Bluetooth

NFC

「α7R III」は4K30pの4K動画に対応しています。Super 35mm(APS-Cサイズ相当16:9)時は、画素加算のない全画素読み出しにより、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約1.8倍(5K相当)の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力。モアレやジャギーの少ない高い解像力を誇る4K動画画質を実現します。

また、NFC搭載なので、ワンタッチでWi-Fi接続が行えます。スマホやタブレットなどのNFC対応のモバイル端末とカメラをタッチするだけで、写真や動画の転送が可能。また、スマホやタブレットをカメラのリモコンとして使用できる「Imaging Edge Mobile」もワンタッチで起動可能です。スマホやタブレットの画面を見ながら、リモート撮影が行えます。

「SONY α7R III」と新モデル「SONY α7R Ⅳ」との違い

新モデルである「SONY α7R Ⅳ」との主な違いは以下の通りです。

  • 画素数
  • 連写性能
  • AF性能
  • ファインダー
  • 防塵防滴性能

画素数

「SONY α7R III」は4240万画素でしたが、「SONY α7R Ⅳ」は6100万画素です。「SONY α7R Ⅳ」は圧倒的な解像力を誇ります。ちなみに、両機ともローパスレス仕様です。

連写性能

両機とも最高約10コマ/秒で同じですが、微妙な違いがあります。「SONY α7R III」は連写持続性能が最大76枚(圧縮RAW)ですが、「SONY α7R Ⅳ」は最大68枚(圧縮RAW)です。「SONY α7R Ⅳ」はより高画素なので、ちょっと枚数が少ない。

サイレント撮影では「SONY α7R III」は最高約10コマ/秒ですが、「SONY α7R Ⅳ」は最高約7コマ/秒で、後者の方がやや遅いです。

AF性能

「SONY α7R III」は像面位相差AF399点とコントラストAF425点を搭載で、撮像エリアの縦約68%×横約68%の範囲をカバーします。一方で、「SONY α7R Ⅳ」は像面位相差AF567点とコントラストAF425点を搭載で、撮像エリアの縦99.7×横74.0%の範囲をカバーする。「SONY α7R Ⅳ」のAFセンサーの方が、広範囲・高密度になっています。

さらに、「SONY α7R Ⅳ」はリアルタイムトラッキングを採用しています。これはAIを活用した新機能で、狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせの自動追尾をしてくれる機能です。α9にも採用されています。AF性能は全体的に「SONY α7R Ⅳ」の方が進化しているようですね。

ファインダー

「SONY α7R III」のファインダーは約369万画素、「SONY α7R Ⅳ」は約576万画素です。「SONY α7R Ⅳ」の方が、約1.6倍の高解像度化を実現し、高い視認性を確保しています。

防塵防滴性能

「SONY α7R III」も防塵防滴に配慮された構造ですが、「SONY α7R Ⅳ」の方が、防塵防滴性能の強化がされています。外装の合わせ目全周や電池蓋にシーリング構造を採用したほか、想定外の浸水にも耐えられるようメディア端子蓋を二重蓋構造のスライド機構に変更している。屋外の厳しい撮影環境にも耐えうる堅牢なボディ構造となっています。

ライバルカメラ

仕様

基本仕様

タイプミラーレス
マウントEマウント
寸法約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 73.7(奥行き)mm
質量
(バッテリーとメモリカードを含む)
約657g
防塵防滴
ボディ内手ブレ補正○(5軸手ブレ補正)
水準器
内蔵フラッシュ×
バッテリー寿命ファインダー使用時:約530枚、 液晶モニター使用時:約650枚

センサー

センサーサイズフルサイズ
センサー備考裏面照射CMOS
有効画素数約4240万画素
ローパスフィルターローパスフィルターレス
画像処理エンジンBIONZ X

静止画記録形式

記録メディアメモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(M2)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I /II対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I /II対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード
画像ファイル形式JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.31、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3フォーマット)
記録画素数Lサイズ:7952 x 5304 (42M)、Mサイズ:5168 x 3448 (18M)、Sサイズ:3984 x 2656 (11M)
スロット数ダブルスロット( SDカード/SD・MSカード)

オートフォーカス

AF方式ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
フォーカスポイント399点(位相差検出方式)
検出範囲EV-3-20
フォーカス備考リアルタイム瞳AF

シャッター

シャッター形式電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード1/8000-30秒
連写速度Hi+:最高約10コマ/秒、Hi:最高約8コマ/秒
連続撮影可能枚数RAW(圧縮):約76枚、RAW(非圧縮):約28枚

露出制御

撮影感度ISO100- 32000
測光方式1200分割ライブビュー分析測光
測光モードマルチ測光、中央重点測光、スポット測光(標準/大)、画面全体平均測光、ハイライト重点測光

ファインダー

ファインダー形式1.3cm (0.5型)/3,686,400 ドット
視野率100%
倍率約0.78倍

モニター

可動・タッチパネルタッチパネル対応、チルト式
画面サイズ/ドット数7.5cm (3.0型) TFT駆動/1,440,000ドット

動画撮影

4K4K(3840x2160) 30p
フルHDフルHD(1920x1080) 60p

ネットワーク

WI-Fi
Bluetooth

その他

使用可能温度-
使用可能湿度-
発売日2017-11-25