「CANON EOS 7D Mark II 」の詳細情報とD90との違い。

メーカー概要

最高約10コマ/秒、オールクロス65点AF。約2020万画素APS-CサイズCMOSセンサー。さらに進化を遂げた、デジタル一眼レフ。

引用:キヤノン製品情報

「CANON EOS 7D Mark II」の特徴について

「EOS 7D Mark II」の立ち位置について

一眼レフ

フラグシップ

「EOS 7D Mark II」はAPS-Cの一眼レフカメラでフラグシップモデルに該当します。発売された2014年当時は、その高速連写性能やAF性能の高さは衝撃的でした。ミラーレスカメラが普及した今となっては、際立った性能というわけではありませんが、それでも一眼レフカメラでは非常に高い性能を誇ります。

「EOS 7D Mark II」のボディーについて

質量
910g

防塵防滴

手ぶれ補正
×

タッチパネル
×

モニター
固定式

水準器

フラッシュ
内蔵:○

「EOS 7D Mark II」は910gとAPS-C機にしては非常に重いです。しかし、トップ、リア、フロントカバーに、マグネシウム合金を採用しており、非常に堅牢で、さらに優れた電磁シールド効果、高い放熱性などの実用的なメリットも持っています。もちろん、防塵防滴でEOS-1D系にも劣らない気候耐性です。

CANON EOS 7D Mark II の詳細情報とD90との違い。

さらに、CFとSDカードのダブルスロットになっています。ダブルスロットなのは、キヤノンAPS-C機ではこのカメラだけ。使い分けをしたり、バックアップも撮れるので安心です。

操作ボタンも充実しており、全11ヵ所の操作ボタンをカスタマイズできるので、使う頻度や使いやすい場所に合わせて、機能を任意で割り当てることが可能です。ただし、モニターがバリアングル・タッチパネル対応では無いのは残念ですね。

そして、「EOS 7D Mark II」のファインダーは、新ガラスペンタプリズムを採用することで、倍率1.0倍を実現しています。これはキヤノンAPS-C機で最も広く明るいファインダーです。

あとは、新しい透過型液晶である「インテリジェントビューファインダーII」というものを搭載しています。

CANON EOS 7D Mark II の詳細情報とD90との違い。

ファインダー視野内に65点の測距点表示をはじめ、撮影モード、ドライブモード、AF動作、記録形式などの撮影情報を表示(カスタマイズ可能)。さらに電子水準器(左右各7°/上下各4°)やEOS-1D系のみに採用されていた測光値も表示可能です。ファインダーから目を離さなくても、設定を確認できて良いですね。

「EOS 7D Mark II」のセンサーについて

有効画素数
2020万画素

ISO感度
100-16000

DIGIC 6

「EOS 7D Mark II」は2020万画素のセンサーを搭載し、画像処理エンジンは「DIGIC 6」を2つ積んでいます。常用ISO感度は100-16000でやや低め。

ここでDxOMarkのセンサースコアにて、他社のカメラと比較してみましょう。

7D Mark II D7500 D7200
Overall Score
(センサーの総合点)
70 86 87
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.4 24.3 24.5
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
11.8 14 14.6
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容
できる最高のISO感度)
1082 1483 1333

D7200は2015年発売で、「7D Mark II」と同世代のカメラです。

こうして比べてみると、「7D Mark II」のセンサーはこそまで優秀ではないのかもしれません。特に、ダイナミックレンジが狭く、高感度耐性も弱い感じです。キヤノンのセンサーは概ねこの傾向にあります。

「EOS 7D Mark II」の連写性能について

最高連写
10コマ/秒

「EOS 7D Mark II」は最高10コマ/秒で高速連写が可能。被写体の連続的な動きの"間"を高精細に捉えます。連続撮影可能枚数はRAWで約24枚。これはもう少しバッファー容量を増やして欲しい感じではありますね。

「EOS 7D Mark II」のAF性能について

AFポイント
65点

「EOS 7D Mark II」は65点クロスAFセンサーを搭載しています。精度の高いクロスセンサーがファインダー内に広範囲かつ高密度に配列されているので、思い通りの構図で被写体を捉えることが可能です。

また、「EOS iTR AF」という追尾アルゴリズムにより、動きの激しい被写体でもしっかり追従します。さらに、低輝度限界はEV-3なので、暗いシーンでも対応可能です。

「EOS 7D Mark II」の動画性能とネットワークについて

4K動画
×

フルHD

Wi-Fi
×

Bluetooth
×

「EOS 7D Mark II」はフルHD60pの動画対応で、4K動画は不可です。また、Wi-FiやBluetoothに対応していないので、スマホなどへの連携はよくないかもしれませんね。

「CANON EOS 7D Mark II」と下位機「D90」との違い

下位機である90Dとの主な違いは以下の通りです。

  • ボディ
  • 画素数
  • AF性能
  • 動画性能
  • 通信系

90Dの方が新しいので、性能が逆転してる部分が多いですね。

ボディ

「7D Mark II」が910gなのに対し、90Dは701gで比較的軽量です。両機とも防塵防滴。ファインダーは「7D Mark II」の方が広く見えやすいです(倍率1.0倍と0.95倍)。ただし、90Dのモニターはバリアングル式でタッチパネル対応なので使い勝手が良い。

画素数

「7D Mark II」が2020万画素、DIGIC6搭載ですが、90Dは3250万画素、DICIC8搭載です。90Dの方が繊細な画を得られます。また、90Dの方が画像処理エンジンが新しいので、ノイズも低減されたり、オートホワイトバランスの精度が良かったりします。

AF性能

「7D Mark II」は65点クロスAFセンサー、90Dは45点クロスAFセンサーなので、「7D Mark II」の方が性能が良いです。しかし、モニターを使ったライブビュー撮影では違います。

ライブビュー撮影において、「7D Mark II」は画面の約80%×約80%でAF可能、低輝度限界はEV0です。一方で、90Dは画面の約80%×約100%でAF可能、低輝度限界はEV-5なので、90Dの方が広範囲でAFが効き、暗所にも強いです。さらに、90Dは瞳AFなども可能となっています。

モニターを使った撮影は、断然90Dが優位です。

動画性能

「7D Mark II」はフルHDまでですが、90Dは4K動画に対応します。また、4K動画から静止画を切り出すことも可能です(830万画素)。

通信系

「7D Mark II」はWi-FiやBluetoothを内蔵していませんが、90Dは内蔵しています。なので、スマホなどへのアクセスは90Dが良好です。

ライバルカメラ

仕様

基本仕様

タイプ一眼レフ
マウントEFマウント
寸法約148.6(幅)×112.4(高さ)×78.2(奥行)mm
質量
(バッテリーとメモリカードを含む)
約910g
防塵防滴
ボディ内手ブレ補正×
水準器
内蔵フラッシュ
バッテリー寿命常温(+23℃)約670枚/低温(0℃)約640枚

センサー

センサーサイズAPS-C
センサー備考-
有効画素数約2020万画素
ローパスフィルターあり
画像処理エンジンデュアル DIGIC 6

静止画記録形式

記録メディアCFカード(タイプI準拠、UDMAモード7対応)、 SD / SDHC / SDXCメモリーカード
画像ファイル形式JPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)
記録画素数L(ラージ):約2000万画素 、M(ミドル):約890万画素 、S1(スモール1):約500万画素 、S2(スモール2):約250万画素 、S3(スモール3):約35万画素 、RAW:約2000万画素 、M-RAW:約1120万画素 、S-RAW:約500万画素
スロット数ダブルスロット (コンパクトフラッシュ/SDカード)

オートフォーカス

AF方式専用AFセンサーによるTTL二次結像位相差検出方式
フォーカスポイント65点
検出範囲EV-3~18
フォーカス備考-

シャッター

シャッター形式電子制御式、フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード1/8000~30秒
連写速度高速連続撮影:最高約10.0コマ/秒
連続撮影可能枚数RAW:約24枚

露出制御

撮影感度100-16000
測光方式評価測光、部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光
測光モード15万画素RGB+IR測光センサー使用、252分割TTL開放測光

ファインダー

ファインダー形式ペンタプリズム
視野率上下左右とも約100%
倍率約1.00倍

モニター

可動・タッチパネル固定式、タッチパネル非対応
画面サイズ/ドット数3.0型・約104万ドット

動画撮影

4K×
フルHDFull HD(1920×1080)60p

ネットワーク

WI-Fi×
Bluetooth×

その他

使用可能温度0℃~+40℃
使用可能湿度85%以下
発売日2014-10-30